
とうとう本番!
練習を重ねた成果をここでぶつけるとき。
モーニングオヤジ!(モーヤジ!)達は舞台袖で気合いを入れる。
「頑張っていきまっしょい!」
司会者に呼ばれ、会場に入場!
拍手喝采の中、各メンバーが舞台の所定場所ついた。
先ずはお客さんに挨拶。
最後に私が「一生懸命練習しました。聞いてください!」
手を身体の前に交差し、曲が始まるのを待った。
その時、リーダーヤマぶ氏が先走り
「コングラッチュレーショーン・・・」
まだ曲が始まってないぞ!
私は酔っているにもかかわらず、冷静にそこは指摘した。
改めて「コングラッチュレーショーン・・・ハイ!」
手拍子を求めながらモーヤジ!達も気持ちを高ぶらせて踊った。
1番、そして私のソロパートだった2番と進んでいったが、
成功したかどうかは全く覚えていない。
ただ、曲とカラオケの歌詞が1フレーズずれて表示してあったのには驚いたが、
そこは練習のたわもの。何とか乗り切ったと思われる。
はっきりとは断定できない。
新郎のセリフからモーヤジ!が4人になり、何とか終了・・・。
アリーナ席のみんなも、手拍子をしてくれて盛り上がってくれた。
みんなありがとー!
最後に、舞台袖に帰る途中に新郎の父親から、それは堅い握手をしていただいた。
モーヤジ!メンバーはやり切った安堵感でハイタッチをしたのだった。