
「絶望名人カフカの人生論」 posted by (C)いむっち
病院の診察待ち。
やっとゆっくり読める。
うーん、残念なことに「共感」と「身につまされる苦笑い」の連続。
不幸だ不幸だ言っていることで心地よさと逆説的幸福感にまとわれていることってあるよなぁ。
そういう人ほどある人たちからは深く愛されて守られていたりする・・・。
カフカ、しばらく倒れたら、はい仕事行くよ、ね。
カフカを最初に翻訳したのが中島敦だと知ってとてつもなく「腑に落ちた」。
病院に来るまで車で「山月記」朗読CDを聴いてきたのでタイムリー過ぎてもはや啓示(笑)
李徴にとっては「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」とな訳だから、「不条理」ではなく十分に「条理」なのだと思うのだけど、カフカにとってそれは「不条理」なのかもしれない。

倒れたままでいること posted by (C)いむっち
「希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対談」へ続く(´▽`)
(およめ)