
「希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話」 posted by (C)いむっち
尋常じゃない社会空間認識と表現力にて徹底した不幸大喜利が止まらないカフカ。
(およめ)は「49%のゲーテ」と「51%のカフカ」でできているかもしれないという件。
大して広くもない境界線の上を足の裏半分ずつ両側にはみ出しながら歩いているとういう人は割と結構いる。
と思う。
頭木さんの解説の中で"102行の「道程」"(高村光太郎)を知りました。
どこかに通じてゐる大道を僕は歩いてゐるのぢやない
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
道は僕のふみしだいて来た足あとだ
だから
道の最端にいつでも僕は立つてゐる
(とっても中略)
ああ
人類の道程は遠い
そしてその大道はない
自然の子供等が 全身の力で拓(ひら)いて
行かねばならないのだ
歩け、歩け
どんなものが出てきても 乗り越して歩け
この光り輝やく風景の中に 踏み込んでゆけ
(あと少しだけど後略)

希望は、ある。 posted by (C)いむっち
面白そうな本ですね〜
対照的なゲーテとカフカ。
イイところを突いているかも。
自分自身のゲーテとカフカと重ねて
読んだら新たな自分を発見できそう。
はっ!と氣付いて手を繋げたら
世界は広がりますね。
実はゲーテもカフカも、きちんと作品を読み通したことがありません(笑)
でも、なんだかすごく近くにいる、もう知り合いのように感じています(笑)